アクセス解析を見ると意外に「通訳案内士」で検索をかけて
こちらにいらしてくださっている方が多いことに気付く。
実際には仕事としてガイドをしておらず、
訓練も最近していないので、英会話はしどろもどろ。
さらに、私の住んでいる福岡県は、たまたまネットで見つけた県の観光政策資料を読むと
やはり近い中国、韓国、台湾、ちょっと離れたマレーシア重視であり、
英語圏にはあまりキャンペーンを行っていないらしい。
つまり、今活躍している通訳ガイドの人数で多分十分なんだろうし、
ここ数年の仕事の需要は未知数。(特に未経験者)
正直、仕事につながることは現在の自分の実力から言って
英語の国家資格というのを持っておいてもいいかな、という感覚で受験したのが本音。
でも、受験して、合格してよかったと思っていることはある。
試験は一度で合格するために受けるものだ、と臨むクセがついたこと。
国家資格は年に一度しか行われない。
TOEICのおかげで1次の英語筆記は免除になったとはいえ、
家事をしながら、仕事をしながら、地理、日本史、一般常識のボリュームはしんどい。
ただ、合格率を見ると、平成17年は10%、平成28年は23%。
国家資格として割と普遍的と言える宅建の合格率は平成26年度で17.5%。
難易度を考えると今の通訳案内士は決して超難関資格とは言えない。
観光事業の推進は国策であり、東京オリンピックの需要を見込んでの合格者増。
今がチャンス。
そして。世の中、もっと難しい試験があってそこに挑む人がいる。
だからこそ、この合格率の試験なら、今のこのチャンスにかけて、
絶対一発で受かってやると合格前提で勉強をしました。
私は受験当時は(確か)50歳の主婦で、フルタイムの仕事をしながらの受験でした。
そして留学経験もないし、日常的に英語を使うこともありません。
英語の実力は受験当時から3年以上前のTOEICスコア870のみです。
こんな私が合格するということは、どんな人でも努力すれば合格する試験だということです。
試験に才能は必要ありません。必要なのは勉強の量です。
自分で決めた目標は必ずクリアできるレベルの目標である、と何かで読んだことがあります。
通訳案内士合格を目標にされていて、検索でこちらを読んでくださっている方も
クリアできるからこそ、その試験を目標にされているのです。
ぜひ、腰を据えて挑んでくださいね。
私も英語の勉強は次の目標に向けて続けています。
ただ、現実逃避気味なので、自分にはっぱをかけるためにこのような文章を書いてみました。
お互いに頑張りましょう。