アクセス解析を見ると1次試験を終えた後の検索キーワードで
通訳案内士の試験がとても多かったので、迷ったけれど2次試験の対策について書いてみます。
(一ヶ月ぐらい経っちゃったけど)
まず、自分が1次試験に受かっているかどうかについては
私自身も自己採点でボーダーだったのでとても迷いました。
ただ、歴史・地理で70点を超えていたこと、さらに2ちゃんねるで他の受験者の投稿から
一般常識については50点がボーダーかと推測されました。
国家資格は合格者について調整が入るので、多分2教科について7割を取っていれば
足切りにあうことはないだろうと。
気乗りしないながらも2次の試験を「何かの役に立つだろう」というところで手を付けました。
今年は細かいところをつく難問が多く、平均点も低いようです。
ということは、みんなができなかったのです。
比較的平均点の高い歴史で70点を超え、さらに他の教科も50点を超えているのであれば
2次試験の準備をしておいてもいいかもしれません。自分ならすると思います。
結局、英語の勉強を続ける限り、どんな勉強も長い目で見れば決して無駄にはならないのです。
さて、私が2次試験で利用した参考書は「1分間英語で日本のことを話す」です。
こんな簡単なのでいいの?と思われるかもしれませんが、
会話というのは基本的な単語でなされるものだし、ここで新たにボキャブラリーを増やそうとすると
仕事をしながら勉強をしている自分にとってはものすごい負荷になると思ったのです。
だから、2次試験の結果が出るまではまずシャドーイングを繰り返しました。
これまた暗唱をしようとするとものすごい負荷になると思ったからです。(勉強嫌い・・・笑)
できる範囲で勉強を継続して結果が出たら一気にというところです。
例えシャドーイングでもするとしないとでは大違い。
それでも「外国人が興味を抱くような内容」と受験ガイダンスにあったのでヤマを張りましたが。
さて、1次の結果が出てから暗唱にとりかかりました。
ただ、丸暗記ではなく「日本語の内容をある程度覚えて、多少単語が違っても最後まで英語で説明する」
つまりリプロダクションの練習をしました。
暗唱をしてしまうと、本番の面接ではきっと緊張してしまい、1つの単語を思い出せないことから
しどろもどろになってしまいそうなのが怖かったのです。
「ひとつの単語を思い出せなかったら、他の単語で言い換えるように練習をしなさい」と
英会話の先生からアドバイスを受けていたのもヒントになりました。
該当ページを開きっぱなしにしておいて、日本語を見ながら英文に直し、
分からないフレーズはすぐに英文に目をやる、そんな感じです。
これを試験当日まで文字通り「吐き気がするまで」繰り返しました。
さて、当日のまず通訳問題ですが「城」について。
バカな私は白鷺城が改築しているという大ニュースがあったにもかかわらず
さらに1分英語にもその文章があったにもかかわらず、暗唱をはしょっていたという。
とにかく使える英単語を並べて何とか通訳(なんていえるしろものじゃない)。
そして3枚のカードは「古墳」「風鈴」「防災」。
詳細はこちらの記事をご参照ください。あーはずかし。
とにかく、日本の事象を英語で暗唱をするというよりは
日本について日本語でどう説明しているのか、それを英語で説明するときにはどういう言い方をしているのか、
そこに意識を向けるようにしました。
その言い回しは別の何かを説明するときにも使えると意識しながら、です。
なお、私は当時も今も、普段英語を使う環境に身を置いていません。
私が受かるということは誰でも努力をすれば受かるということです。
皆さまの努力が実ることをお祈りしています。
そうそう、2次試験の服装ですが、スーツの方が多いのには驚きました。
清潔感のある普段着で十分です。
私は顔色がよく見えるようにオフホワイトのタートルネックセーター、黒のスカート、
首もとには赤のストールを巻いて臨みました。ちなみにすべて無印良品です。
ご自身がリラックスできる楽で暖かな服装で臨んでくださいね。
さらに、ハローのメルマガ・2ちゃんねるの通訳案内士試験板は継続してチェックしましょう。
2次試験の合格率についてはメルマガで情報を入手し、
これなら(この程度でも)受かるかも、と励みになりました。
なお、私は今の自分の実力では到底お金を頂いてガイドはできないと思い、
英検1級の勉強に着手しています。団体にも登録をしていません。
半年くらい休憩したので(笑)そろそろと重い腰を上げています。
今回の試験で思うような結果が出なかった皆さんも
英語というフィールドで新たな別の目標を見つけることができますように。
次の夢に向けてそろそろ助走を開始しましょう!