実は今、私の上についている人は女性職員、特に同じ立場の嘱託の女性職員に評判が悪い。
自分自身も彼の言葉などから、時々「なんでこんな応対をされるんだろう」とやりにくさを感じていたけれど
お互いに慣れてくれば何とかなると思っていた。
今までの私の事務経験はサポート役なので、とにかく上司が何を必要としているかを見極めることにしている。
自分自身の意見を言うのは信頼関係を築き上げてから。
大体3ヶ月ぐらいである程度仕事と上司のやり方が見えてきて、息を合わせながら仕事を進めることが
できるようになってくるはずなんだけど。
仕事を把握するにはわからないことがあればすぐに質問する、その繰り返しが大切だと思うし
今までの上司は、もちろんそれぞれやり方に癖があってもそこは丁寧に答えてくれた。
ところがですね、今の上司は質問すると「そんなことも知らないのか」という態度を取る。
決めポーズもある。顔をしかめ、右ひじを机について、眉間のあたりに手を当てる。
「知らないんですか」と私に聞く。
入ったばかりの私に知らないことがない事なんてまずあり得ないので自信を持って「はい」と答える。
天井を仰ぎ、ため息をつき、ようやく指示を出す。
(この一連の流れを家族に見せたら「漫画のいじめ役キャラだね」と爆笑でした)
私の無知さ加減に対する彼のリアクションなんてどうでもいい。
私にとって大切なのは間違いなく仕事を進めるために
いかに正確な指示を出してくれるかだけが大切で、だからこそ質問をするのだ。
それを何を勘違いしているのか、彼は質問という行為を相手を見下す手段としている。
「前の人は僕と口をきかなくなってしまったんです。」と入ったばかりの時に彼は話していて
どういう人だったんだろうなぁと思っていた。
メールの履歴やこなしてきていた仕事を見ると彼女の丁寧な仕事ぶりがうかがえる。
どうも他の女性職員のうわさ通り、
前任者がうまくいかなかった原因は彼にあるとしか私には思えない。
さらに卑怯なのは嘱託職員とプロパー職員に対する彼の言動や対応が全く違う。
「木で鼻をくくる対応」ってこういうものなんだなと彼を見て毎日実感している。
ホント、一言一句書いてみたいよ。面倒だからやめるけど。
その悪評判は所長にも届いているみたいで、(私の同僚が彼の件で直接所長に怒りをぶつけている)
「何かあったらこれに書いてね。」と【月報】のフォーマットを渡されている。
所長にそういう内容を書くことがどういう意味があるのかを考えると躊躇していたけれど
今の上司がこのポジションにいる限り、嘱託の職員に対しての対応は変わらないだろうと思うと
データの一つとして所長に伝えておこうと考え始めている。
朝から行くのがおっくうに思える職場はホント久しぶり。
まぁ石の上にも三年というけど、こんなに冷たくてとげとげした石に座るとは思ってなかったわ~